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JR稲毛駅前鈴木歯科医院の森田です。

先月の9月22日(金)から24日(日)まで宮城県の仙台にて行われた「第47回日本口腔インプラント学会学術大会」に参加してきました。

 

私達が参加している公益社団法人、日本口腔インプラント学会は厚生労働省が認めている学会となります。そのため日本全国からインプラントの先生が集まりました。

 

この大会では様々なメーカーのインプラントの展示や、全国から集まった歯科医師によるインプラントの講演や学術研究発表が行われます。

また、大会開催期間中には発表だけではなくケースプレゼンテーション試験という試験が行われます。

この試験はインプラント治療における標準的な診断、治療法の選択、適切な処置が行える歯科医師かどうかを判断します。インプラントを行う歯科医師の知識や経験を持つものとしての指標の一つとされています。

 

インプラント治療というのは新しい治療という見解が多いですがインプラント治療の歴史は古く、さかのぼれば古代エジプト時代から貝や象牙で作られたインプラントがミイラから発見されています。

 

中世ヨーロッパでは健康な人から歯を買いそれを移植したという文献も見つかっています。

 

インプラント治療は時代とともに材質も方法も変わっていきました。

 

しかし、現代インプラント治療の歴史は1952年からチタンと骨との結合がきっかけとなり治療法が開発されてきました。

 

そして1965年に人に応用されてから実に多くの人に用いられてきました。

インプラント治療には歴史があります。先人たちの研究と努力がインプラント学として継承されてきました。

診断、インプラントの選択、手技、これらのことを理解している歯科医師かどうかを証明するための一つに今回ご紹介したインプラント学術大会やそこで行われるケースプレゼンテーション試験の有無がインプラントに治療における患者さんの安心のひとつに繋がるのではと思い、我々は学会の参加や試験の参加を常に行っています。

インプラント治療にご興味がある方はお気軽にスタッフまでご相談ください。

 

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