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こんにちは JR稲毛駅前 鈴木歯科医院 歯科衛生士の伊東です。

梅雨の季節になってきましたね。 気圧の変化や寒暖差により体調を崩しやすい時期なので体調管理に気をつけましょう。

本日は酸蝕症(さんしょくしょう)についてお話します。

酸蝕症とは酸により歯が溶けてしまっていることをいいます。

これを虫歯というんじゃないの?と思われる方もいると思いますが酸蝕症は虫歯とは別で細菌が関与していません。 虫歯は餌である糖を分解する時につくる酸で歯を溶かし虫歯になります。

酸蝕症は進化すると歯の1番硬い組織エナメル質(歯の表面)は薄くなり歯の形、色、歯を舌で触った質感、見た目に変化生じます。

酸蝕症の症状として挙げられるのは

・歯がしみる

・歯が透き通ってみえる

・歯が黄ばむ

・歯が丸みを帯びてる

・詰めたもの、被せたものがとれやすくなる などがあります。

歯の表面エナメル質は酸性度を示すpH値が5.5以下になると溶けやすいです。 pH値の数字が小さければ小さいほど酸性が強くなります。

酸蝕症はメッキやガラス工場の労働者が酸を吸ってしまうことでなる職業病とも言われてました。 ただ近年は虫歯や歯周病に相次ぐ生活習慣病の一つとして注目されています。

原因として2つにわかれます。

まず一つ目は内因性(体内から口の中に酸がでてくること)

・胃食道逆流症

・摂食障害

・アルコール依存症 など…

塩酸からなる胃液のpH値は1.0〜2.0と強酸でこれが口の中に流れることによって上記の様な病気が挙げられます。

二つ目は外因性(酸性度の強い飲食物を口にする)

・酸性度の高い飲食物  柑橘系の果物や果汁から作られたジュースや梅干し、炭酸飲料や酢、栄養ドリンクなど

・酸性度の高いサプリや医薬品  ビタミンCなどを含む酸性のビタミン剤の過剰摂取アスピリンなどの酸性の高い薬 など…

炭酸飲料はpH値2.2〜2.9、果汁飲料はpH値4.0前後が多くビールもpH値5.0以下です。 これらの飲み物を好んでよく飲む人は酸蝕症の危険があります。また、黒酢はpH値3.1ほどあるため過度な摂取は気をつけましょう。

酸蝕症の予防として

・酸性度の高いものをダラダラ飲食しない

・酸性の飲食を口にしたらすぐ水でゆすぐ

・就寝前に酸性度の高い飲食は控える

唾液には再石灰化する働きがありますが、就寝時は唾液の量が減り再石灰化が行われにくいので就寝前は避けましょう 進化を防ぐ為には酸性の飲食後は歯のエナメル質が柔らかくなっているのですぐに歯磨きはせず30分ほど時間を置いてからか、水で洗口してから歯磨きをするといいです。 フッ素配合の歯磨き粉や洗口液を使用し歯のエナメル質の耐酸性を高くしましょう。

今回お話しした酸蝕症について疑問に思うことお口の中で不安に思うことなどありましたらお気軽にスタッフにお声かけ下さい。

スタッフ一同ご来院をお待ちしております。

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