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稲毛駅前鈴木歯科医院の藤川です。

当院では、安心して治療を受けて頂くために感染対策に力を入れています。

今回はその感染対策について少しお話します。

 

まず、滅菌・殺菌・消毒の違いをご存知でしょうか?

・滅菌…全てのウィルス、細菌を完全に死滅させること。無菌性を達成するとも言います。

・殺菌…菌を殺すこと。殺す対象や程度が含まれていないので一割でも菌を殺していれば殺菌したと言えます。

    消毒よりは強いですが不十分です。

・消毒…生きている微生物をある程度減らすこと。

 

感染を防ぐには、使い捨ての器具を使用したり、使用した器具を専用の装置で滅菌する必要があります。

 

鈴木歯科医院では、高温・高圧により滅菌を行う「オートクレーブ」、薬品により滅菌を行う「ガス滅菌」で滅菌処理を行っています。

 

「オートクレーブ」

121℃の高温・高圧の蒸気で手洗い等では不十分な細かなところまでしっかり洗浄し細菌や微生物を死滅させ、煮沸よりも効率的に滅菌効果を得ることができます。

 

「ガス滅菌」

高温になるオートクレーブにはかけられないプラスチック製の器具などは常温・常圧で薬品による滅菌を行います。滅菌に時間のかかる装置ですが、これであらゆる器具の滅菌が可能になります。

 

滅菌処理後は、滅菌パックに入れるか殺菌灯の中で保管します。

 

以上が当院の感染対策への取り組みの一部です。

感染対策は患者様の目には届きにくい部分ですが、日々徹底した滅菌処理を行い、今後も安心・安全な治療を受けられる環境作りに努めます。

ご来院お待ちしております。

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