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JR稲毛駅前 鈴木歯科医院 歯科医師 北野です。

 

新春とは申しながらまだ厳しい寒さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

転倒や事故で歯が抜けてしまった、そんな経験は御有りですか。今回はそのような場合の対処法についてお話していきます。

 

歯が抜けた際に大事なことは2つです。

  • 抜けた歯の保存方法
  • 歯を戻すまでの時間

 

歯と顎骨の接合部には「歯根膜」という組織が存在します。抜けた歯に付いている歯根膜を破壊しないことが、抜けた歯を元に戻す上で大切になってきます。抜けてから時間が経つにつれ歯根膜は破壊されてしまいます。また、抜けた歯を水道水で強く擦って洗うことや、歯をそのまま放置して乾燥させてしまうと歯根膜を破壊してしまいます。歯根膜が破壊されてしまった歯は元に戻しても何年後かに抜けてしまいます。

歯根膜を破壊しないために歯専用の保存液というものが市販されています。保存液は学校の保健室に常備されていることがほとんどです。保存液がない場合、役に立つものが「牛乳」です。歯の保存液と似た性質を持っていて手に入りやすい物が牛乳なのです。抜けてしまった歯は牛乳に浸して歯科医院までご持参ください。

 

抜けてから30分経過し牛乳に浸していた場合の2年後の生存率は90%

抜けてから2時間経過し乾燥していた場合の2年後の生存率は5%

とも言われています。

 

では実際に歯が抜けてしまった場合の行動を説明していきます。

  • 歯以外に頭部やその他重症な損傷がないかを確認する。
  • 抜けた歯を保存液または牛乳に浸す。
  • かかりつけの歯科医院に連絡する。
  • 出血を止めるためガーゼ等を噛む。
  • 歯科医院を受診する。

 

歯が抜けてしまった場合は歯根膜の保護と時間が大切です。歯が抜けてしまった場合は、保存液または牛乳に浸して速やかに歯科医院へご連絡頂き、お越しください。

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